終演致しました

Ballet Studio Plaisir 第5回発表会が、無事に終演致しました。

会場まで足を運んでいただいたお客様、スタッフの皆様、そして本番まで温かく見守ってくださいました生徒保護者の皆様へ、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

今回はたくさん挑戦の詰まった発表会でした。
発表会の幕開きには渋くそして難しい選曲だったグラズノフのヴァイオリンコンチェルト。
5歳以下の小さな生徒だけで踊ったマリオネットダンス。
卒業舞踏会は小学生のジュニア31人で作品を構成。自分たちの表現だけでお話しを展開していく事に挑戦しました。
萌絵先生のKIRIGは、クラシックバレエからの身体と気持ちの切り替え、体力的にも精神的にも大変だったと思います。
そして、バヤデールは子供達から私まで本当に難しい作品でした!

いろいろと詰め込み過ぎ、欲張りすぎて完成しないかも…と大いに焦った1ヶ月前の舞台稽古時。
私の気持ちが伝わったのか、そこから本番までの1ヶ月。みんなが本当に頑張ってくれたおかげで、別人のように作品が良くなりお客様にお届けすることが出来ました。

練習量は裏切らない。
たくさんたくさん練習して本番を迎えられた事、心から感謝ですね。
みんなは最後まで投げ出さず諦めず頑張れる子。
お客様からの暖かい拍手が、何よりその証拠です。

発表会の練習を通して、たくさんの思いをみんなに伝えてきました。
今は必要無いと思うこともあるかと思うけど、どうか心の奥底にしまっておいて、この舞台にかけて練習してきた日々と本番を通して得た気持ち、この先の人生に役立ててくださいね。

たくさん回れることやたくさん飛べることがバレエじゃない。バレエは心で踊るもの。
踊りにはその人の心が映し出されるから、バレエを志すということは毎日心を磨くということ。
そして心で感じたように踊る為には、呼吸するのと同じくらい自然にバレエのポジションが取れるまでレッスンを積み重ねるしかないのです。

私の思うバレエをみんながしっかり受け止め、そして信じてついてきてくれてありがとう。

これからもバレエを通してたくさんのPlaisirをみなさんと見つけて行きたいと思います。
新たな目標に向かって…


2019.8.26 
下拂桃子